前の調剤薬局を辞めたとき、
「もう薬剤師じゃなくてもいいかな」
と思っていました。
というか、ちょっと薬剤師に飽きてたんですよね(笑)
せっかく辞めたんだから、違う仕事もやってみたい。
最初に目をつけたのはWEB系。
なんか楽しそうだし、これから伸びそう。
パソコンでデザインするのも好きだし。
そんな気持ちで応募してみました。
経験のない36歳、普通に落ちました(笑)
まあ、仕方ないですよね…。
じゃあ次。
「事務って楽って聞くし、事務かな。」
と応募。
面接では真面目な雰囲気の中、
「あなたの長所はなんですか?」
と聞かれました。
事務への熱い思いがあるわけでもない。
正直、みんなが楽って言うから応募しただけです。
そして私の口からでた言葉は、
「面白い人って言われます!」
と答えました。
失笑されました。
もちろん落ちました(笑)
異業種転職、思ってたより大変でした。
その頃ネットでも調べていて、薬剤師から異業種へ転職した人のブログを読みました。
その人はたしか50社くらい受けて、最終的に営業職へ。
満足はしているが、管理薬剤師をしていた頃より給料は下がったそうです。
それを読んで、
「私には、薬剤師を辞める熱い気持ちがないな。」
と思いました(笑)
異業種へ行けなかったというより、
そこまでの覚悟が私にはなかった。
の方が近いです。
そして、なんやかんやあって。
流れ着いたのが、精神科病院でした。
薬剤師が嫌だったわけじゃなかったのかも。
働いてみたら、これが意外と楽しい。
しかも職場では思っていた以上に頼ってもらえました。
「あれ、私、必要とされてる?」
そこでちょっと思いました。
私、薬剤師としてまだ捨てたもんじゃないのかも(笑)
薬剤師に向いてないと思っていたけど、
もしかしたら、
薬剤師が合わなかったんじゃなくて、 あの職場がもう合わなくなってたのかも。
同じ薬剤師でも、職場が変わると結構違います。
仕事内容も、人間関係も、忙しさも、求められることも。
だから今、
「薬剤師向いてないなあ」
と思っている人も、
薬剤師を辞める前に、職場を変えてみる。
薬局、ドラッグ、企業、病院。
また新しい景色が見れることもありますよ。
私は異業種転職に華麗に失敗して、
精神科病院に流れ着いて、そこで気づきました。
なんだかんだ、慣れている仕事っていいですね。
時給もいいし、もうひと踏ん張りしてみるか。
そう思って、今も薬剤師やってます(笑)

