薬剤師なら一度は考えたことありませんか?
「結局、一番ラクなのって何科なんだろう。」
私は新人の頃、本気で考えていました(笑)
あれから13年。
いろいろな科を経験した、
薬剤師歴13年の、ハカリの完全なる独断のランキングです。
異論はもちろん認めます…(笑)
★★★★★ 皮膚科
私は一番ラクでした。
一言でいうと……
軟膏職人ですね。
軟膏。保湿剤。そしてまた軟膏。
「今日、軟膏しか触ってないな。」
なんて日も普通にあります(笑)
門前だと混合機がある薬局も多いので、調剤もスムーズ。
計量混合するだけで点数が高いので、売上への焦りもないのがありがたいところ。
処方パターンも比較的覚えやすいので、焦る場面も少ない印象でした。
ただ……。
3か月くらいすると、
刺激がなさすぎて眠くなります。
ラクなのと、飽きないのは全く別ですかね(笑)
★★★★☆ 整形外科
働く前は、
「湿布をさばけばいいんでしょ?」
と思っていました。
……全然違いました(笑)
もちろん湿布は多いです。
でも、骨粗しょう症やリウマチの薬もありますし、意外と勉強になります。
高額な注射薬もあるので、薬局の売上もよくなりがちな印象。
患者さんはご高齢の方が多いので、おしゃべり好きな人は向いていると思います。
私は結構好きでした。
★★★☆☆ 精神科
一番イメージが変わった科です。
もっと一人ひとりと長く話すのかと思っていました。
でも実際は、意外とあっさり。
というか、薬局で話を聞いてほしいって人は、思っていたよりずっと少ないです。
「お願いします。」
「ありがとうございました。」
で終わる方も多いです。
最近の処方は3剤ルールがあるので、処方は意外に軽いんです。
睡眠薬や向精神薬さえ覚えてしまえば、こなせるようになりました。
想像していた怖い科では全くなく、私は比較的働きやすい科でした。
★★☆☆☆ 婦人科
薬局の雰囲気は穏やかでした。
でも薬は穏やかじゃありません(笑)
ピル。
ホルモン剤。
そして不妊治療や適応外処方。
「この薬、何で出てるんだろう。」
家に帰って調べたことも何度かあります。
思っていた以上に奥が深かった。
女性の私でも難しいと思ったので、男性薬剤師はもっと大変かもしれません。
★☆☆☆☆ 小児科
子どもは好きです。
でも……。
仕事は別でした(笑)
シロップ。粉薬。体重換算。
そして、
兄弟の名前が似ていて紛らわしい。
お父さんに体重を聞くと、
「分かりません(ニコッ)」
このやり取り、全国共通なんでしょうか(笑)
お母さんも育児でヘトヘト。
投薬中も「早くして」の心の声が聞こえる気がします。
そして何より、お子様の薬でミスするとガチギレされるので絶対厳禁。
私は一番気をつかう科でした。
番外編
肛門科
手術を終えた患者さんが顔をゆがめて入ってくるのを見ると、
「あ、今日手術だったんだな。」
と何となく分かります(笑)
処方は下剤・痛み止め・坐剤とシンプル。
ただ……。
求人はかなりレアかも。
漢方専門
漢方は作るのが楽しいんですが、成分の理解が意外と難しい気がします。
一番印象に残っているのは、サフラン。
処方箋を見た瞬間、
「チャーハンの上に乗ってるやつだ。」
と思いました。
ちなみに今でも、
「あれ、何の効能があったんだろう……?」
と思っています。
知っている方がいたら教えてほしいです(笑)
ハカリの結論
ここまで勝手にランキングを書いてきましたが参考になりましたでしょうか。
正直なことを言うと、
「一番ラクな科」は一概には決められないですね。
皮膚科が退屈で辞める人もいますし、
小児科が大好きな人もいます。
精神科が天職で毎回選んでるという人もいました。
結論、自分が向いている科目を絞って、
転職時はそこからさがすのが効率いいかなぁと思います。
